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2012/06/25

太田真也弁護士 名誉棄損裁判「エロゲー」わいせつ画像の証拠提出で結審 〔東京地裁〕

行政書士の藤田泰裕氏(かなめ法律事務所)が太田真也弁護士(神田のカメさん法律事務所)のブログ記事に名誉・信用を棄損されたとして、同弁護士に150万円の損害賠償などを求めて東京地裁で争われてきた民事訴訟が、21日に開かれた第4回目の口頭弁論で結審した。

この裁判は、太田弁護士が自身のブログ記事に“くそキモキャラ”として登場させた<かなめくじ>なるキャラクターを使った侮辱表現が、藤田行政書士に対する比喩であるか否かが争点のひとつとなっていた。これについて被告の太田弁護士は、「かなめくじの制作は、純然たる創作活動。原告(藤田氏)の事務所名をもじったものではない」と主張。対して藤田氏側は、<かなめくじ>の制作過程を示すスケッチやデザインなどを提出するよう、被告側に求めた。すると太田弁護士が、今月15日付で証拠(乙11号証)として出してきたのが下の画像だ。

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証拠説明書によると、その立証趣旨は「被告制作の『かなめくじ』色彩のモチーフの一つが『テックジャイアン』2011年11月号のゲーム記事である事実」ということらしい。ストレートに<かなめくじ>制作のプロセスを示す証拠を提出しない理由について、太田弁護士は同日付の<第2準備書面>につぎのように書いている。

証拠として提出することは、将来「かなめくじ」が各種の製品化されたことにより生じる可能性のある利益を無に帰してしまう危険性が多分にあるものといえるので、原告が、将来発生する損害に対する担保として、数千万円規模の担保の提出をしない限りは、原告の求めに応じることはできない─。

本当に<かなめくじ>の商品化をすすめているのかどうかも疑わしいが、仮に数千万円の担保の供出にあたいするというエロゲー(アダルトゲーム)事業計画の存在が事実だったとすれば、それはそれで問題だろう。『弁護士職務基本規程』の第15条は<公序良俗に反する事業その他品位を損なう事業を営み、若しくはこれに加わり、又はこれらの事業に自己の名義を利用させてはならない>と定めている。

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この裁判は、太田弁護士がエロゲー画像を提出した第4回口頭弁論をもって、名誉棄損訴訟としては異例のスピード結審となった。判決は8月9日。

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とんだ“エロゲー裁判”の終結後、太田弁護士が藤田氏と<NEWS RAGTAG>管理者の津田哲也を相手に各150万円の損害賠償などを求めた訴訟の打ち合わせを、大野裕弁護士のSany3329事務所で行った。

医療裁判の元患者の女性や藤田氏、津田らに対して悪質な誹謗中傷を執拗につづけてきたM元教諭についても、今後は厳格に対処していく。

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2012/06/14

太田真也(神田のカメさん)弁護士 暴走の果てに起こした“トンデモ裁判”

東京弁護士会に所属する太田真也弁護士(神田のカメさん法律事務所)が「著作権および著Yobidashijo_20120529_2作者人格権を侵害された」として、行政書士の藤田泰裕氏(かなめ行政書士事務所)と<NEWS RAGTAG>管理者の津田哲也に対し、それぞれ150万円の損害賠償などを求めて提起した民事訴訟の第1回口頭弁論が、今月25日に東京地裁である。

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【関連記事】悪質商法と闘う藤田泰裕行政書士(東京行政書士会)にアニヲタ「カメさん弁護士」が苦情申し立て! 2011/10/20

【関連記事】「ヲタクのカメさん」太田真也弁護士が「くそキモキャラ」懲戒請求事件でマニアックに反論 2011/11/23

この裁判は太田弁護士が、昨年の秋から藤田氏とのあいだで繰り広げてきた<かなめくじウォーズ>の延長線上で起こしたものだ。<かなめくじウォーズ>は、北マリアナ連邦サイパン籍の『南洋』(日本支店・東京都港区)という会社の投資募集を批判する記事を、藤田氏が自身の運営するブログに書いたことを端緒とする。

太田弁護士は南洋の代理人として昨年10月、藤田氏のブログ記事が事実に反するとして削除を求める通知書を藤田氏に送った。

しかし、藤田氏が要求に応じなかったことから紛争が勃発。太田弁護士は、藤田氏が所属する東京行政書士会に対し、南洋に関するブログ記事を削除させるよう指導を求める苦情を申し立てる。と同時に、自身のブログ<ヲタク弁護士OHオタクんの日常を綴った痛いブログ>で、藤田氏に対する誹謗中傷を開始。“害虫以下の下等動物”という設定のキャラクターに、藤田氏の事務所名(かなめ行政書士事務所)をもじったとしか思えない<かなめくじ>なる名を付け、それに喩えて「じめじめとして陰湿で、陰険で、ストーカーのように粘着質」、「害虫のなかの害虫である」、「臭いも鼻が曲がるような悪臭を放っている」、「ねたみ、ひがみ、そねみ、コンプレックス、歪んだ正義感、過ぎた名誉欲などの負の感情が集まり、具現化した」などと書いて藤田氏を侮辱した。

一方、藤田氏は太田氏のブログ記事が<弁護士としての品位を失う非行>にあたるとして、同弁護士の所属する東京弁護士会に対して懲戒請求する。さらに自身のブログ上で、詐欺的商法を展開する会社の代理人となり、同社の投資募集を批判する言論を封じようとした太田弁護士の行為を論難した。すると太田弁護士は、藤田氏のブログと<NEWS RAGTAG>のプロバイダを相手に、当該記事の削除を求める仮処分の申し立てを“濫発”する。

だが、それらの申し立ては、藤田氏のブログ記事の一部を除いて、ほとんどを太田弁護士が取り下げて終結した。藤田氏は今年1月、太田弁護士を相手取り、6本のブログ記事の削除と150万円の損害賠償などを求める名誉棄損訴訟を提起。<かなめくじウォーズ>の争いの場は法廷へと移った。

その翌月、南洋の中元雅二社長ら17人が詐欺の疑いで警視庁捜査2課に逮捕され、太田弁護士は窮地に立たされる。

警視庁が、南洋に対する内偵捜査を開始したのは、昨年10月頃のこと。それは<かなめくじウォーズ>の火ぶたが切られた時期と重なる。みずからの暴走にクライアントを巻き込み、墓穴を掘ってしまった感のある太田弁護士だったが、中元社長らが逮捕されたあとも彼はめげずに反撃に出た。

今年4月、太田弁護士は藤田氏を相手に<営業上の信用を害する虚偽の事実を流布した>として、744万円の損害賠償などを求める訴訟を東京地裁に提起した。この裁判は当初、藤田氏側から起こされた名誉棄損訴訟の反訴として起こすことを太田弁護士が示唆していたもので、藤田氏のブログ記事掲載が<不正競争防止法>の規制(競争者営業誹謗行為)などにあたる、というのが太田弁護士側の主張。この訴訟を藤田氏側は、報復的なSLAPP(嫌がらせ訴訟)と受けとめている。

さらに今回、津田も被告に含んで、あらたに起こした訴訟で太田弁護士が請求原因として持ち出したのは<著作権法>。著作物に該当すると主張したのは、彼が作成した3つの書面だ。

南洋の代理人として、藤田氏に宛てて送付した<通知書>。東京行政書士会に苦情申し立てをした際に提出した<苦情申告書>。藤田氏から申し立てられた懲戒請求事件で、東京弁護士会に提出した<答弁書>。これらの書面について、太田弁護士は訴状のなかで著作権法2条1項1号の条文から引用した「思想または感情を創作的に表現したもの」とし、著作物性を主張する。しかし、同法同号には「文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するもの」とも既定されている。

太田弁護士が訴訟の根拠とした3つの書面が「文芸」や「学術」に属するものといえるのか、はなはだ疑問だ。これはもう、SLAPPを通り越して、訴権を濫用した無理筋の“トンデモ裁判”といわざるを得ないだろう。

太田弁護士の事務所は、擬人化キャラクターを有する国内唯一の弁護士事務所らしい。著作権の侵害に関するトラブルにも強いはず。そんな太田弁護士は、名誉棄損訴訟で<かなめくじ>を商品化を前提に創作したキャラクターだと主張。対する藤田氏側は、そのスケッチやデザインなどの証拠提出を求めた。これについて、5月17日にあった第3回口頭弁論で太田弁護士は、「(かなめくじ)は今後、莫大な利益を生むことが予想される。相当な担保金を積んでいただかないと提出できない」と発言。“どや顔”で決めた。

法廷闘争に本格突入した<かなめくじウォーズ>。今後も太田弁護士のユニークな“戦術”に期待できそうだ。

〔名誉棄損訴訟〕平成24年(ワ)第2135号事件

原告 藤田泰裕
被告 太田真也

第4回口頭弁論

期日:6月21日(木)午前10時20分
場所:東京地方裁判所408号法廷

〔信用穀損行為差し止め訴訟〕平成24年(ワ)第11119号事件

原告 太田真也
被告 藤田泰裕

第2回口頭弁論

期日:6月19日(火)午前10時00分
場所:東京地方裁判所721号法廷

〔著作権侵害訴訟〕平成24年(ワ)第13494号事件

原告 太田真也
被告 藤田泰裕
    津田哲也

第1回口頭弁論

期日:6月25日(月)午後1時30分
場所:東京地方裁判所421号法廷

3件の訴訟のうち、津田を被告に含めた<著作権侵害訴訟>については、弁護士を代理人に立てて争っていくかまえだ。また<かなめくじウォーズ>につづき、医療過誤訴訟の元患者や津田、藤田氏らに対するネット中傷を繰り返してきた静岡県在住のM元教諭の問題についても、近く法の場に持ち込まれる見込み。

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2012/06/11

<常葉学園>常葉菊川高校野球部員「暴行イジメ訴訟」第1回口頭弁論 〔横浜地裁〕

『常葉学園菊川高校』(静岡県菊川市)硬式野球部の部員(事件当時2年生)4人が下級生部員に暴行を加えた<イジメ暴行事件>の被害少年と保護者が、「イジメによって不登校を強いられ、野球をあきらめざるを得なくなった」などとして、加害少年や同校を経営する学校法人『常葉学園』(静岡市葵区)らを相手に計約2900万円の損害賠償を求めた民事訴訟の第1回口頭弁論が今月29日午前10時から、横浜地裁で開かれる。

被告のうち、静岡県警OBで常葉学園法人本部総務課の小野田勝課長補佐は、危機管理責任者として現在も学園内に強い影響力を持ちつづけているという。

<常葉菊川高校>野球部暴行事件の被害少年側が、学校法人ほか6名に損害賠償を求め提訴 〔横浜地裁〕 2012/04/25

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