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2012/09/30

<常葉学園>常葉菊川高校「野球部イジメ訴訟」に提出された静岡県警OBの「調査報告書」

「イジメによって不登校を強いられた」などとして、『常葉学園菊川高校』(静岡県菊川市)硬式野球部を退部した元部員(事件当時1年生)の少年と保護者が、同校を経営する学校法人『常葉学園』(静岡市葵区)らに計約2900万円の損害賠償を求めた民事訴訟で、被告側が本件のイジメ問題に関する内部調査の結果をまとめた<調査報告書>を提出した。

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<調査報告書>は昨年の4月25日付で、A4判横書きの13ページ。常葉学園法人本部の小野田勝課長補佐が作成し、同学園の木宮健二理事長に提出していたものとされる。静岡県警OBで、現在は常葉学園の危機管理を担当する小野田課長補佐は、本件イジメ問題を調査するに至った経緯について<調査報告書>にこう記している。

<当学園の職員及び生徒など学園全体のメンタルヘルスやハラスメント更に、傷害、暴力等の刑事、民事など学園にかかる事件の調査解決を業務とする危機管理担当の当学園法人本部総務課長補佐を務める本職(小野田勝)に調査依頼があった>

経営者に提出された内部資料にしては、やたらとくどい能書きのように思えるが、学園内での小野田課長補佐の役割がよくわかる。<調査報告書>に自身が書いたように、いかにも元警察官らしい“トラブルシューター”として、ハラスメント問題にも介入しているという小野田課長補佐。しかし、その仕事っぷりそのものが、悪質なハラスメント行為になっている疑いがある。

学内のパワーハラスメントや不正などを、監督官庁や捜査機関に告発しようとした常葉学園系列校に勤務する男性に対し、小野田課長補佐は暴力団組長らとの“親密な関係”をチラつかせて威嚇。さらに「常葉内部の問題が警察にいけば、事が大きくなって取り返しがつかなくなる」と、警察へのコネを脅しのネタにして、男性の口を封じようとした。それらの威迫行為の証拠の録音をまとめたのが、この動画だ。

 

小野田課長補佐のトラブルの解決とは、もっぱら雇い主である学園側の利益に沿った“スキャンダル隠し”のようだ。そのような立場の人物の調査報告が、公正であるわけがない。小野田課長補佐の<調査報告書>は、「『いじめ』は存在しないものと思料された」と結論づけられている。しかし、原告側は、この書面の内容について「デタラメなことばかり書かれている」と憤慨している。

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2012/09/27

増田俊男氏の「債務不履行」に“破綻ファンド”元投資家が7500万円の支払いを求めて提訴 〔横浜地裁〕

インターネットやファックス情報を中心に「時事評論家」としての言論活動をつづける増田Toshi_masuda_5俊男氏が、投資トラブルのあった横浜市に住む男性から、7500万円の損害賠償などを求める民事訴訟を起こされていたことがわかった。

男性は、かつて増田氏が運営していたファンドの元投資家。パラオ共和国に増田氏が設立した<サンラ国際信託銀行>('05年に営業許可失効)など、複数の“増田ファンド”の案件に'03年から'07年にかけて預金などを行い、損害を受けた総額は計約7600万円にのぼるという。

その全額について、増田氏は債務の存在を認め、'10年6月に男性の代理人の弁護士に返済を約束する<念書>を差し入れていた。しかし、その後に増田氏側が減額を申し入れ、約3400万円を6回に分割して支払うことを確約した<合意書>を同年7月、男性との間で取り交わす。

ところが、増田氏が3回に分けて支払ったのは、合計でたったの約106万円だった。男性は、増田氏が約束の債務を履行しなかったため、<合意書>に規定した金額を破棄。当初の<念書>に記載された金額に戻し、それから既払い額を差し引いた7500万円を、増田氏に請求する訴訟を横浜地裁に提起した。

増田氏は、海外への投資などを名目に約250億円を集めたファンドを破綻させ、今年1月に金融商品取引法違反の罪で執行猶予つきの有罪判決を受けている。氏が元金を返還できず、損害を与えた投資家は1000名を超える。さらに、そのなかには裁判所が支払いを命じた賠償金や、裁判外の和解金などを踏み倒されている元投資家も多数いるのだ。

現在も<増田俊男のここ一番!>なる投資情報を売る商売をつづけている増田氏だが、“能書きほど薬は効かぬ”ということか。

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横浜の男性が起こした訴訟は、第1回目の口頭弁論が10月3日午前10時30分から横浜地裁で開かれる。

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2012/09/26

<DV冤罪の罠> 被害者なのに加害者に仕立て上げられて警察に"冤罪逮捕"された公務員の悲憤慷慨

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埼玉県に住む公務員の北之辺真也さん(仮名)は今年3月28日、妻に対する傷害の疑いで埼玉県警狭山署に逮捕された。

その前日の深夜から当日未明にかけて、北之辺さんは妻の瀬奈さん(仮名)と夫婦ゲンカをした。このケンカで瀬奈さんは、顔面などに全治3週間のケガを負い、狭山署は被害届を受理する。

だが、加害者として逮捕された北之辺さんのほうも負傷していた。同日に治療にあたった医師は<今後1週間の加療を要する見込みである>と診断。その診断書には、5月24日付で<今後2週間の専門外来への通院を要す>と追記されている。それにもかかわらず、狭山署は一方的に北之辺さんを加害者と決めつけて、逮捕してしまった。

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被疑事実とされた夫婦ゲンカは、自宅2階のリビングで起きた。

北之辺さんが「友だちを家に泊めたい」と言ったことが、口論の発端だった。ソファに並んで腰をかけ、言い争っていた瀬奈さんが激昂。いきなり、北之辺さんをめがけて飛びかかり、ヒジ打ちを繰り出した。それを左目に食らった北之辺さんは視界を失う。その後、激しいもみ合いのケンカになった。いったん落ち着いたかと思えば、また瀬奈さんが北之辺さんに飛びかかる。そんな、もみ合いのケンカが収束し、ふたりが3階に上がって寝室に入ったのは、午前3時ごろだった。

就寝する前には、北之辺さんと瀬奈さんは仲直りをしていた。

「ごめんね」

瀬奈さんから謝罪の言葉を受け、北之辺さんは感極まって涙した。彼女が言葉にして謝ったのは、結婚して以来、それがはじめてのことだったという。

「起きたら、一緒に病院へ行こうね」

そう約束して、ふたりは眠りについた。ところが、そんな人心地もほんの束の間。瀬奈さんの態度は豹変する。

就寝してから2時間ほど経った午前5時過ぎごろ、瀬奈さんは寝室を出ていった。気になった北之辺さんは、5時半ごろに布団から抜け出し、様子を見に2階へ下りる。が、そこに瀬奈さんはいない。リビングの窓から外をのぞいてみると、愛犬を連れて帰ってくる瀬奈さんの姿があった。

犬の散歩からもどった瀬奈さんをリビングで待ったが、彼女は2階へは上がらず、1階のガレージからクルマを出してどこかへ走り去っていった。すぐに携帯へ電話をかけてみると、瀬奈さんはこう言った。

「これで、あなたの人生を終わりにしてやる。訴えてやるからね」

それが、瀬奈さんから聞かされた最後の言葉となる。電話を切られ、その後、何度かかけ直したが、着信を拒否されたという。

瀬奈さんが家を出てから、北之辺さんは午前6時ごろ、職場の上司に電話で連絡をした。夫婦ゲンカで左脚を負傷して、歩くことができなかったため、病院への付き添いを頼んだ。上司が北之辺さんを迎えにきたのは午前9時ごろ。それから、上司に伴われて狭山市鵜の木の<狭山病院>へ行き、ケガの治療を受けた。

診療を終えて、上司と病院を出たのは午後の4時過ぎごろだった。職場には、狭山署から、北野辺さんに出頭を求める連絡が入っていた。そこで、いったん職場に立ち寄ったあと、上司に付き添われて狭山署へと向かう。

迎え出た同署刑事課の刑事の態度は、高圧的だった。

「なんで呼ばれたのか、わかってるよな」

そう訊かれ、北之辺さんは「夫婦ゲンカをしました」と答えた。すると、

「逮捕状から出てるから、逮捕だ」

刑事は有無を言わさず、北之野さんを逮捕した。

瀬奈さんの顔などにできたアザは、もみ合になった際に突き飛ばされて、何かにぶつけてできたもの、というのが北之辺さんの主張だ。しかし警察は、そのケガを殴打による負傷とし、傷害の証拠とした。

この傷害事件は、狭山署から送致を受けた<さいたま地検川越支部>が、5月22日付で不起訴処分としている。刑事事件としては嫌疑が晴れた北之辺さんだが、その<冤罪>はいまもなお尾を引いている。

3月28日に逮捕された北之辺さんは、4月14日までの18日間、狭山署の留置場に勾留されPhotoた。この勾留中の4月3日に、瀬奈さんは<さいたま地裁川越支部>に対して、DV防止法に基づく保護命令(配偶者暴力に関する保護命令)の申し立てをしていた。その申立事件の審尋期日が設けられたのは、勾留中の4月12日。呼出状の送達先は<狭山警察留置場内>だった。

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さらに瀬奈さんは、北之辺さんが狭山署の留置場に勾留されているあいだに、離婚調停も申し立てた。この調停は現在も係属中だ。

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2012/09/20

<弁護士と闘う!>と提携する太田真也弁護士が起こした「SLAPP(報復的)訴訟」あっけなく結審 〔東京地裁〕

きょう午前、太田真也弁護士(神田のカメさん法律事務所)が、行政書士の藤田泰裕氏を相手に744万円の損害賠償などを求めた訴訟の弁論準備手続きが東京地裁であった。今回で2回目の弁論準備手続きだったが、裁判長は急きょ準備室から法廷に場を移し、審理を終結した。

この裁判は、藤田氏が運営するブログの記事の一部について<営業上の信用を害する虚偽の事実を流布した>とし、これが<不正競争防止法>の規制(競争者営業誹謗行為)などにあたるとして太田弁護士が提起したものだ。それ以前に、藤田氏が原告となって太田弁護士を名誉棄損で訴えており、それに対する報復的なSLAPP(嫌がらせ訴訟)の意味合いが強い。ゆえに当初から“無理筋”の訴訟とみられたが、案にたがわず、たった2回の口頭弁論で結審した。判決は11月29日に言い渡される。

藤田氏側が原告の名誉棄損裁判では、1審の東京地裁判決は<(原告が)名誉を棄損され、また、名誉感情を侵害されて精神的損害を被ったものということができる>と判示。太田弁護士に15万円の支払いを命じている。この判決を不服として、藤田氏と太田弁護士の双方が控訴しており、来月に控訴審の第1回目の口頭弁論がある。

日時:10月17日(水)午後2時00分
場所:東京高裁 第808号法廷

太田弁護士は藤田氏に対する<不正競争防止法>裁判のほかにも、藤田氏と<NEWS RAGTAG>管理者の津田哲也を相手取ったSLAPPを起こしている。

【関連記事】<かなめくじ名誉棄損裁判>被告の太田真也弁護士(神田のカメさん法律事務所)が敗訴 〔東京地裁〕 2012/08/09

【関連記事】太田真也(神田のカメさん)弁護士 暴走の果てに起こした“トンデモ裁判” 2012/06/14

この“訴訟合戦”は、昨年10月に『南洋』という投資会社(現在、社長らが詐欺罪で公判中)の代理人となった太田弁護士が、同社の詐欺商法を批判したブログ記事の削除を藤田氏に求めたことを端緒とする。最初の削除依頼に藤田氏が応じなかったことから、両者間の紛争は勃発。その後、南洋と太田弁護士を批判した藤田氏のブログとあわせ、<NEWS RAGTAG>と弁護士批判の専門ブログ<弁護士と闘う!>について、記事の削除を求める仮処分を東京地裁に申し立てた。これに対して藤田氏と<NEWS RAGTAG>は闘いぬいたが、あえなく“法的嫌がらせ”に屈服したのが<弁護士と闘う!>だった。

管理者の市井信彦氏は当該記事を自主的に削除し、太田弁護士と秘密裏に友好関係を結んだ。その関係は、過剰なまで濃密なものになっている。

〔参考記事〕キター )^o^(神田のカメさん【弁護士と闘う】ブログ記事削除をヤフーに申請

<弁護士と闘う!>を運営するとともに、<日本弁護士被害者連絡会>なる自主団体の会長を名乗っている市井氏は、ブログを通じて集まった法律トラブルを抱えた人たちの相談を受けてきた。その相談者に、太田弁護士を「優秀な若手弁護士」とイチオシして斡旋。そんな協力関係で、いまや<弁護士と闘う!>は、太田弁護士にとっての集客窓口となっているのだ。

現在、市井氏は「弁護士の選び方」と題した記事をブログに連載中だ。客の斡旋を受ける機会が増えつつあるだけに、太田弁護士の藤田氏と津田に対するSLAPPも、<弁護士と闘う!>との“怪しげな関係”を批判させないための圧力へと目的を変えたかもしれない。

<弁護士と闘う!>側も、太田弁護士との関係を糊塗しようとして必死のようだ。市井氏は、表立っては反論しない。“批判封じ”に市井氏が利用したのは、静岡の元私立高校教諭。それは匿名のコメントやメールで、藤田氏や津田に対する元教諭の名誉棄損行為を煽る作戦だった。結果、元教諭は藤田氏から、300万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁立川支部に提起されている。そして、他者を裏で操ってきた市井氏は、決して紛争の当事者にはならず、無傷のままだ。

どうやら、他人の褌で相撲を取るのが市井流の闘い方らしい。

【関連記事】ストーカー的<ネット中傷>元高校教諭の名誉棄損裁判 第1回口頭弁論期日決まる 〔東京地裁立川支部〕 2012/09/12

藤田行政書士と元教諭の名誉棄損裁判控訴審の第2回目の口頭弁論は、来月にある。

日時:10月23日(火)午前10時00分
場所:東京地裁立川支部 第408号法廷

 

参考までに、名誉棄損裁判で被告の元教諭が提出した“痛すぎる”答弁書の全文を掲示しておく。かような人物を擁護し、暴走を煽ってきた<弁護士と闘う!>の良識を疑わざるを得ない。

 

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2012/09/12

ストーカー的<ネット中傷>元高校教諭の名誉棄損裁判 第1回口頭弁論期日決まる 〔東京地裁立川支部〕

いじめ問題をめぐり、インターネット上で加害者などを誹謗中傷する書き込みが過熱したことなどを受けて、<政府広報>が11日、「インターネットによる人権侵害に注意!」と題した呼C_01_lびかけを行った。同広報によると、昨年中に全国の法務局が処理したインターネットを利用した人権侵犯事件は624件。このうち、根拠のないウワサや悪口で特定の個人の信用を貶める<名誉棄損>に関する事案が約3割、個人情報などを本人に無断で掲載するなどの<プライバシー侵害>に関する事案が約5割を占めていたという。

インターネットは、誰もが匿名で自由に書き込みのできるメディアであることから、安易に不法行為を繰り返す者があとを絶たない。

<NEWS RAGTAG>がレポートしてきた「岐阜ボトックス訴訟」の元患者側の女性も、インターネットを利用した人権侵害を受けた被害者のひとりだ。昨年の夏ごろから女性は、インターネット上で知り合った須坂三十四という仮名を名乗る元私立高校教諭から、ブログとYahoo! JAPANが運営する<Yahoo!知恵袋>で誹謗中傷されるようになった。その嫌がらせは執拗かつ悪質なもので、元教諭は女性を「バカ女」「人間のクズ」「脳にウジが湧いている」「性格破綻者」「人格障害者」などと口汚く罵り、係属中の裁判について事実に反した情報を流布する。あげくに女性の実名とフル住所を何度もインターネット上に晒し、訴訟を中断して、支援者らと絶縁することを強要するなどした。

そんな“超粘着”のストーカー的行為を制止しようとして、元教諭と対峙したのが、行政書士の藤田泰裕氏だ。

【関連記事】行政書士「元妻の母親を追い回して10年あまり」2度の逮捕で服役した"懲りない"元教師と闘う 2012/05/08

女性への誹謗中傷をやめさせようとした藤田氏に、元教諭は名誉棄損と侮辱の嵐で応えた。自身が運営するブログに<一生独身に終わることを恐れている藤田氏は、密かに彼女を結婚相手として想定している>などといった虚偽の事実を適示し、「脳にウジの湧いた超低能行政書士」「ゴロツキだ。チンピラだ。人間のクズだ」などの激烈な罵り文句を連発。その粘着な書き込みが延々とつづいた7月25日、藤田氏は元教諭のブログ記事に名誉・信用を毀損されたとして、300万円の損害賠償などを求める訴訟を東京地裁立川支部に提起した。

その提訴後、元教諭は自分の住所地を管轄する静岡地裁への移送を申し立てる。が、しかし東京地裁立川支部は<移送申立は理由がない>として、あえなく却下。当初の予定どおりの期日で、第1回目の口頭弁論が開かれることになった。

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日時:9月18日(火)午前10時00分
場所:東京地裁立川支部 408号法廷

太田真也弁護士と同様に、元教諭を陰から応援してきた<弁護士と闘う!>ブログの関係者は、この裁判を傍聴するのだろうか。

移送申立が却下された翌日の9月11日、元教諭に対する教員免許失効の公告が <官報Maruo_kanpo> に掲載された。失効の事由とされたのは、教育職員免許法(昭和24年法律第147号)第10条第1項の規定。これは、「被後見人または被保佐人」「禁錮以上の刑に処せられた者」「破壊活動を主張する団体などを結成・加入した者」だが、くわしい理由はいまのところわかっていない。

〔官報〕
05883号

■教師はなぜ性犯罪をおこすのか?を考える Part11

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