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2013/10/30

<ナマコ詐欺事件>「南洋」社長・中元雅二被告に懲役15年求刑

2百数十人の高齢者らから総額約7億8000万円をだまし取ったとされる<ナマコ詐欺事件>で、組織犯罪処罰法違反(組織的詐欺)の罪に問われた『南洋』社長の中元雅二被告の裁判は、東京地裁で28日、論告求刑公判があった。

刑務官に連行され、グレーのスーツ姿で出廷した中元被告は「勧誘方法については、集めた出資金の5割を支払って外部(日本危機管理研究所)に業務委託に任せていたため、まったく知らず、詐欺の認識はなかった」などとして無罪を主張。検察側は「南洋名義の口座が凍結され、岡山、徳島、群馬、大分などの各警察からの問い合わせもあり、それに自身が対応していたことなどから、被告が勧誘方法を知らなかったとは考えられない。南洋を頂点として組織的に行われた被害回復型の詐欺であり、被告はその首謀者だった」などとして懲役15年を求刑した。判決は、来年1月14日に言い渡される。

この事件については、昨年2月に中元被告ら17人が警視庁に逮捕される以前から、インターネット上には南洋の詐欺的商法を批判する書き込みが多数あった。それらの削除依頼の業務を、同社から受任していたのが東京弁護士会に所属する太田真也弁護士(神田のカメさん法律事務所)だ。南洋が本社を置いていた東京都港区赤坂の三会堂ビル内の同社事務所からは、<太田弁護士>と表記され、インターネットの書き込みをプリントアウトしたものを綴じたファイルも押収されている。

南洋から受任した削除依頼をめぐって太田弁護士は、藤田泰裕行政書士を相手に起こした民事訴訟の控訴審で敗訴(太田弁護士側が上告中)し、その判決のなかで「(南洋の)詐欺的行為を容易にした」と認定されたことは既報のとおり。この南洋の代理人としての詐欺的行為の助長を事由として、藤田行政書士が行った懲戒請求のヒアリングも、今月24日に東京弁護士会綱紀委員会であったばかりだ。


【関連記事】「悪徳弁護士退治」を旗印にする太田真也弁護士「詐欺的行為を容易にさせた」と認定された"痛い判決"全文を公開 2013/09/29


いまだ疑惑が晴れないさなかに太田弁護士は、岡山弁護士会所属の弁護士が8億6000万円を横領したとされる事件の被害者が運営する「岡山弁護士会被害者の会」の集会に、被害者側支援の弁護士として出席するという。


<参考記事>「岡山元弁護士巨額詐欺横領事件」福川事件を知る男を身障者手帳不正取得で逮捕〔弁護士と闘う!〕


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