2015/10/17

【イベント】二人の元刑事トークライブ「警察捜査の裏側」

飛松五男元刑事(兵庫県警)× 田野重徳元警部(千葉県警)、二人の元刑事がテレビでは絶対に話せない「警察捜査の裏側」極秘トークを炸裂させるライブイベント。ゲストにジャーナリストの津田哲也と小説家の八神静竜を迎え、10月24日(土)・25日(日)の2日間、「赤坂 バードランド 」で開催される。

24日には、大阪府警の門脇浩元警部が飛び入り出演の予定。

【開演時間】 開場18:00/開演19:00/終演21:00
【参加料】 2,000円 + ワンドリンクの注文
【会場】 BIRDLAND
 港区赤坂2-14-33 赤坂三田ビル地下2階
【予約・お問い合わせ先】
info@o-b-moon.com(ビーエムステージ)
03-3583-3456(バードランド)

■10月24日(土)・25日(日)の両日とも開演時間、参加料は同じ。
■写真撮影はOKですが、極秘トークのためビデオ撮影と録音は不可。

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2015/10/16

母と婚約者が告発!兵庫県警機動隊員(23歳)の「イジメ首吊り自殺」〔FRIDAY〕

兵庫県警警備部機動隊の独身寮「雄飛寮」(神戸市須磨区妙法寺)で、9月28日と10月6日

Friday20151030に2人の隊員が相次いで首吊り自殺を図っていた。そのうち1人は死亡、1人は意識不明の重体になっている。

県警は、この2件の自殺・自殺未遂の事案について、10月15日になるまでマスコミ発表していなかった。
本日発売の「FRIDAY」(10/30号)は、9月28日に寮内の自室で首を吊って死亡した県警機動隊・第一中隊第一小隊所属の山本翔巡査(23)の実家を訪ねて、母親の直美さん(43)と婚約者のAさん(21)を10月12日にインタビューし、自殺の背景に「イジメ」があったことを暴いた。


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2014/03/26

[イベント情報] 飛松五男+鈴木邦男「警察問題と秘密保護法」を斬る!

3月29日、東京都内で<3.29 警察問題と秘密保護法ティーチイン>と題する講演会が開かれる。講師を務めるのは、兵庫県警の元熱血刑事・飛松五男氏と新右翼団体「一水会」最高顧問の鈴木邦男氏。両講師が<特定秘密保護法>の施行によって予測される監視社会の到来や、言論統制の進行に警鐘を鳴らす。

【日時】3月29日(土)13:00~16:00
【場所】たんぽぽ舎 会議室
       東京都千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル4F


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<特定秘密保護法>をめぐっては、28日にフリーランスのジャーナリストや写真家、映画監督ら41名が原告となり、同法の差し止めなどを求める集団訴訟を東京地裁に起こす。同日16時から、霞が関の司法記者クラブで会見が開かれる予定。

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2013/10/03

[イベント情報] 飛松五男(元刑事)怒涛の講演「警察問題シンポジウム in 長崎」

警察の問題点を考えるシンポジウムが今月19日、長崎市の新興善メモリアルホール(長崎市立図書館内)で開催される。2部構成の前半は、兵庫県警元刑事でテレビでもおなじみの飛松五男氏の基調講演。後半には、ジャーナリストの常岡浩介氏らが加わり、「警察は正義の味方とは限らない」と題したパネルディスカッションが行われる。

入場は無料で、定員は150名。飛松氏の著書<なぜ警察の犯罪がなくならないのか>を出版する「インシデンツ」(寺澤有代表)が、このイベントを主催する。

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飛松氏に取材協力をしていただいた新感覚の警察マンガ『サイレーン』は、<講談社>から毎週木曜発売の「モーニング」に連載中。単行本第①巻が、先月に発売されている。




NEWS RAGTAG × 講談社『モーニング』編集部 『サイレーン』特設応援サイト

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2013/09/26

飛松五男元刑事と事件現場をゆく~人気漫画<サイレーン>メイキング動画公開中

E講談社発行の漫画雑誌「モーニング」に連載中の『サイレーン』(山崎紗也夏)単行本①巻の発売を記念して、<NEWS RAGTAG>は動画「Making of "SIREN" ~山崎紗也夏『サイレーン』事件現場をゆく~」を配信している。

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武蔵県警の猪熊夕貴と里見偲はあらゆる事件の初動捜査を行う機動捜査隊(通称:キソウ)の刑事。二人は”相棒”として一緒に仕事をしているが、実は恋人同士でもある(もちろん、職場ではヒミツ)。そんな二人がある変死体発見現場で出会ったのが、橘カラ。以来この美しい女性、なぜか猪熊と里見の周辺をウロウロしはじめた。橘カラとは何者か? 彼女の目的は? キソウ天外物語、開幕!!




取材に協力していただいたのは、兵庫県警元刑事の飛松五男氏。県警在職中は、機動捜査隊などの捜査Tobimatsu160_240の第一線で活躍した飛松氏は、‘05年3月31日の定年退職前後に独自の調査で『姫路バラバラ殺人事件』を解決に導いて注目を集めた。現在<飛松実践犯罪研究所 >の所長を務めるかたわら、テレビのコメンテーターなど、マスメディアに登場することも多い。
不祥事が発覚すると、いつも個人の責任ばかり追及されて、組織の責任が追及されません。「組織防衛」の名のもとにトカゲの尻尾切りが行われます。同じようなことをしている警察官が何人もいたり、そもそも組織ぐるみの不正だったりしても、そちらは手つかずのままなんです。これでは、次の不祥事が発覚するのも、時間の問題といわざるをえません。(本文より)

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2013/05/14

<和歌山県警>参考人聴取の執拗な性的質問でPTSDに 女性が和歌山県を提訴

SかMか知りたいんで、体位を聞きたい。
尺八はするんですか?
フィニッシュは中出しですか?

和歌山県警に逮捕された内縁の夫の参考人聴取で、取調室で男性警察官から執拗に性的Wakayama_sojo内容の質問をされたことでPTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症したとして、大阪府内に住む30代の女性が13日、同県に1100万円の損害賠償を求める訴えを大阪地裁に起こした。

女性の内縁の夫は昨年1月25日、行きつけのラウンジのホステスの身体を触ったとして、強制わいせつの疑いで県警に逮捕された。その事件の参考人聴取のなかで女性は、男性警察官から冒頭のような質問をしつこくされたのだという。

そのショックから心身の不調を感じるようになった女性は、いくつかの医療機関で診察を受け、PTSDと診断された。京都市内の神経科医院が発行した同年9月28日付の診断書には、つぎのように記載されている。

本年1月27日に警察の事情聴取において人格的尊厳を揺るがす質問を長時間にわたり受けたことを契機に、上記(註:PTSD)を発症している。睡眠障害、抑うつ症状、回避症状、フラッシュバック、自律神経症状が持続しており、継続的な精神科治療を要する。

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この、和歌山県警のわいせつ参考人聴取をめぐって女性は昨年5月、担当刑事を特別公務員暴行陵虐罪で和歌山地検に告訴(後に同致傷罪に変更)。地検は同年11月に「嫌疑なし」で不起訴処分としている。

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2012/09/30

<常葉学園>常葉菊川高校「野球部イジメ訴訟」に提出された静岡県警OBの「調査報告書」

「イジメによって不登校を強いられた」などとして、『常葉学園菊川高校』(静岡県菊川市)硬式野球部を退部した元部員(事件当時1年生)の少年と保護者が、同校を経営する学校法人『常葉学園』(静岡市葵区)らに計約2900万円の損害賠償を求めた民事訴訟で、被告側が本件のイジメ問題に関する内部調査の結果をまとめた<調査報告書>を提出した。

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<調査報告書>は昨年の4月25日付で、A4判横書きの13ページ。常葉学園法人本部の小野田勝課長補佐が作成し、同学園の木宮健二理事長に提出していたものとされる。静岡県警OBで、現在は常葉学園の危機管理を担当する小野田課長補佐は、本件イジメ問題を調査するに至った経緯について<調査報告書>にこう記している。

<当学園の職員及び生徒など学園全体のメンタルヘルスやハラスメント更に、傷害、暴力等の刑事、民事など学園にかかる事件の調査解決を業務とする危機管理担当の当学園法人本部総務課長補佐を務める本職(小野田勝)に調査依頼があった>

経営者に提出された内部資料にしては、やたらとくどい能書きのように思えるが、学園内での小野田課長補佐の役割がよくわかる。<調査報告書>に自身が書いたように、いかにも元警察官らしい“トラブルシューター”として、ハラスメント問題にも介入しているという小野田課長補佐。しかし、その仕事っぷりそのものが、悪質なハラスメント行為になっている疑いがある。

学内のパワーハラスメントや不正などを、監督官庁や捜査機関に告発しようとした常葉学園系列校に勤務する男性に対し、小野田課長補佐は暴力団組長らとの“親密な関係”をチラつかせて威嚇。さらに「常葉内部の問題が警察にいけば、事が大きくなって取り返しがつかなくなる」と、警察へのコネを脅しのネタにして、男性の口を封じようとした。それらの威迫行為の証拠の録音をまとめたのが、この動画だ。

 

小野田課長補佐のトラブルの解決とは、もっぱら雇い主である学園側の利益に沿った“スキャンダル隠し”のようだ。そのような立場の人物の調査報告が、公正であるわけがない。小野田課長補佐の<調査報告書>は、「『いじめ』は存在しないものと思料された」と結論づけられている。しかし、原告側は、この書面の内容について「デタラメなことばかり書かれている」と憤慨している。

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2012/09/26

<DV冤罪の罠> 被害者なのに加害者に仕立て上げられて警察に"冤罪逮捕"された公務員の悲憤慷慨

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埼玉県に住む公務員の北之辺真也さん(仮名)は今年3月28日、妻に対する傷害の疑いで埼玉県警狭山署に逮捕された。

その前日の深夜から当日未明にかけて、北之辺さんは妻の瀬奈さん(仮名)と夫婦ゲンカをした。このケンカで瀬奈さんは、顔面などに全治3週間のケガを負い、狭山署は被害届を受理する。

だが、加害者として逮捕された北之辺さんのほうも負傷していた。同日に治療にあたった医師は<今後1週間の加療を要する見込みである>と診断。その診断書には、5月24日付で<今後2週間の専門外来への通院を要す>と追記されている。それにもかかわらず、狭山署は一方的に北之辺さんを加害者と決めつけて、逮捕してしまった。

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被疑事実とされた夫婦ゲンカは、自宅2階のリビングで起きた。

北之辺さんが「友だちを家に泊めたい」と言ったことが、口論の発端だった。ソファに並んで腰をかけ、言い争っていた瀬奈さんが激昂。いきなり、北之辺さんをめがけて飛びかかり、ヒジ打ちを繰り出した。それを左目に食らった北之辺さんは視界を失う。その後、激しいもみ合いのケンカになった。いったん落ち着いたかと思えば、また瀬奈さんが北之辺さんに飛びかかる。そんな、もみ合いのケンカが収束し、ふたりが3階に上がって寝室に入ったのは、午前3時ごろだった。

就寝する前には、北之辺さんと瀬奈さんは仲直りをしていた。

「ごめんね」

瀬奈さんから謝罪の言葉を受け、北之辺さんは感極まって涙した。彼女が言葉にして謝ったのは、結婚して以来、それがはじめてのことだったという。

「起きたら、一緒に病院へ行こうね」

そう約束して、ふたりは眠りについた。ところが、そんな人心地もほんの束の間。瀬奈さんの態度は豹変する。

就寝してから2時間ほど経った午前5時過ぎごろ、瀬奈さんは寝室を出ていった。気になった北之辺さんは、5時半ごろに布団から抜け出し、様子を見に2階へ下りる。が、そこに瀬奈さんはいない。リビングの窓から外をのぞいてみると、愛犬を連れて帰ってくる瀬奈さんの姿があった。

犬の散歩からもどった瀬奈さんをリビングで待ったが、彼女は2階へは上がらず、1階のガレージからクルマを出してどこかへ走り去っていった。すぐに携帯へ電話をかけてみると、瀬奈さんはこう言った。

「これで、あなたの人生を終わりにしてやる。訴えてやるからね」

それが、瀬奈さんから聞かされた最後の言葉となる。電話を切られ、その後、何度かかけ直したが、着信を拒否されたという。

瀬奈さんが家を出てから、北之辺さんは午前6時ごろ、職場の上司に電話で連絡をした。夫婦ゲンカで左脚を負傷して、歩くことができなかったため、病院への付き添いを頼んだ。上司が北之辺さんを迎えにきたのは午前9時ごろ。それから、上司に伴われて狭山市鵜の木の<狭山病院>へ行き、ケガの治療を受けた。

診療を終えて、上司と病院を出たのは午後の4時過ぎごろだった。職場には、狭山署から、北野辺さんに出頭を求める連絡が入っていた。そこで、いったん職場に立ち寄ったあと、上司に付き添われて狭山署へと向かう。

迎え出た同署刑事課の刑事の態度は、高圧的だった。

「なんで呼ばれたのか、わかってるよな」

そう訊かれ、北之辺さんは「夫婦ゲンカをしました」と答えた。すると、

「逮捕状から出てるから、逮捕だ」

刑事は有無を言わさず、北之野さんを逮捕した。

瀬奈さんの顔などにできたアザは、もみ合になった際に突き飛ばされて、何かにぶつけてできたもの、というのが北之辺さんの主張だ。しかし警察は、そのケガを殴打による負傷とし、傷害の証拠とした。

この傷害事件は、狭山署から送致を受けた<さいたま地検川越支部>が、5月22日付で不起訴処分としている。刑事事件としては嫌疑が晴れた北之辺さんだが、その<冤罪>はいまもなお尾を引いている。

3月28日に逮捕された北之辺さんは、4月14日までの18日間、狭山署の留置場に勾留されPhotoた。この勾留中の4月3日に、瀬奈さんは<さいたま地裁川越支部>に対して、DV防止法に基づく保護命令(配偶者暴力に関する保護命令)の申し立てをしていた。その申立事件の審尋期日が設けられたのは、勾留中の4月12日。呼出状の送達先は<狭山警察留置場内>だった。

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さらに瀬奈さんは、北之辺さんが狭山署の留置場に勾留されているあいだに、離婚調停も申し立てた。この調停は現在も係属中だ。

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2012/08/03

「虚偽DV」の証拠に悪用される診断書③ 警察のDV被害者サポート強化の一方で懸念される「DV防止法」悪用の“冤罪”増加

「殺してやる!」

突如として激昂した丸岡智伸(仮名)は、馬乗りになった九条礼子さん(同)の顔をめがけて、固めた拳を何度も叩きつけた。

顔面が腫れあがるほど殴りつけたあと、丸岡は傍にいた自分の後輩の男に顔を向ける。

「おまえ、首の締め方を知ってるか? テレビでやってるみたいに、力はいらないんだぞ」

そう言うと、九条さんの首に手をかけた。3本の指を首筋にあてがい、気道と動脈をじりじりと圧迫していく。

「ほら見てみろ。顔がどんどん青くなっていくだろ?」

丸岡は、自分の力をひけらかすかのように首を絞めた。息ができず、身動きすることすらできなくなっていた九条さんは、遠のく意識のなかで<三途の川>のまぼろしを見たという。

さいわい、丸岡が手を緩めたことで大事にはいたらなかった。この日の暴力で死の淵を彷徨った九条さんだったが、それでも丸岡と別れる決心がつかず、その後もずるずると同棲をつづけた。

デザイナーの仕事をしていた丸岡と、九条さんがインターネットのチャットを通じて知り合ったのは'03年。交際をするようになってまもなく、九条さんは自分のマンションに丸岡を迎え入れDvて、同棲するようになる。それから暴力がはじまるまでに、わずか2ヵ月ほどしかなかった。

殴る蹴るの暴行は、たびたびあった。髪を掴まれ、階段を全裸で引きずり落とされたこともある。血まみれになった半裸の姿でマンションから脱出し、助けを求めて近所のコンビニに逃げ込んだこともあったという。

ほんの些細なことでキレて、いつ振るわれるかわからない暴力。その恐怖に怯える日々が2年あまりもつづいた。

九条さんは'06年、丸岡を相手に約660万円の損害賠償を求める民事訴訟を東京地裁に起こした。暴力の証拠はいくつも残されている。殴られて、無残に腫れあがった九条さんの顔や、丸岡に破損されたパソコンや和服を撮影した写真などだ。そして裁判所は、請求どおりの満額の賠償金の支払いを丸岡に命じ、九条さんの完全勝訴となった。

警察庁のまとめによると、今年1月から5月までのDV(ドメスティックバイオレンス)の認知件数は1万6960件。前年の同時期に比べて3000件多いという。昨年末に起きた<長崎ストーカー殺人事件>などの重大事件の影響で、相談件数が増加したものとみられるが、さらに警察庁は先月、DVやストーカーの被害者支援の対策強化を推進することを発表している。

家庭内もしくは男女間の暴力に対する捜査機関の積極的な取り組みは、凶悪事件を防止するためにも必要なことだ。また、警察が被害者の意思表示を促すことは、パートナーとの共依存的な関係を断ち切ることができず、警察沙汰にすることをためらいがちな潜在被害者の救いにもなる。

だが、DV防止啓発の高まりは、一方で“冤罪”を増加させる恐れもはらんでいる。

<DV防止法>は、配偶者や恋人による暴力から、被害者を保護することを目的とした法律だ。その申し立てには、暴力があったことを厳密に証明する必要はなく、裁判所は相手方の反論を聞かずに保護命令を発することができる。加害者とされた側に、釈明の機会が与えられるのは、保護命令に対する即時抗告のみ。しかし“悪魔の証明”の困難性もあって、加害者とされた側の主張を聞き入れてもらえる余地はほとんどない。

特に妻側が「DVを受けています」と申し立てれば、それだけで真偽をろくすっぽ検証されることなく、その夫は法的に“DV男”のレッテルを貼られてしまうのだ。

ただでさえ、冤罪の温床となりやすい仕組みの<DV防止法>だが、さらに処罰の甘さがウソの申し立てに拍車をかける。保護命令手続の申し立てに<虚偽告訴罪>は適用されない。仮にDV被害の申告が虚偽だったとしても、その罰則規定は<10万円以下の過料>という、きわめて軽いもの。だからDVは一般刑法犯よりも、はるかにたやすく冤罪がつくられる。

DV冤罪の多くは計画的に仕組まれる。その目的はおもに、高額な慰謝料や子どもの親権と慰謝料の獲得など、離婚の際に有利に立ち回ることにある。実際、夫を欺きながら何年もかけ、コツコツと準備していた証拠をもとに虚偽のDV被害を主張した妻の例もある。女性人権団体や“離婚弁護士”が「DVを主張すれば有利に離婚できる。いまのうちに証拠を集めておきなさい」などと、当事者に入れ知恵をして、冤罪づくりに加担することもある。

<DV防止法>そのものに罰則はなく、保護命令に違反しないかぎり、刑罰(1年以下の懲役又は100万円以下の罰金)を受けることはない。しかし、保護命令の発令という既成事実は、のちに家事・民事事件で悪用され、加害者とされた側に深刻なダメージをもたらすのだ。

茨城県内に住む若松賢治さん(仮名)も、妻から虚偽のDVを主張された冤罪被害者のひとり。いまから3年前、まったく身に覚えのない虚偽のDVで妻が警察に駆け込み、自分の子どもとろくに会うこともできなくなった<DV冤罪被害者>の若松さんから、元<DV被害者>の九条さんが話を聞いた。

妻側から子どもの親権や養育費、慰謝料などを求める離婚訴訟を起こされ、わが子を連れ去られた若松さんの裁判闘争はいまもつづいている。これまでの経緯については<NEWS RAGTAG>の過去記事<『虚偽DV』の証拠に悪用される診断書②>を参照してもらいたい。若松さんが着せられたDVの濡れ衣は、離婚裁判で晴れている。

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2012/07/27

「静岡県警」OBがスキャンダルのもみ消しに暗躍 捜査情報の漏えいも疑われる学校法人「常葉学園」のダークサイド

僕はいろんな面で顔が利く。ヤクザの親分はいまでも、しょっちゅう相談にくる。携帯にも、びっくりするくらいたくさん、親分から電話がかかってくる。

署長に会ったり、静岡中央署の刑事部長も同期で、若手を指導するのは僕だから。僕ら捜査2課は、キャリアだからトップもおなじ。トップはキャリアの集団だから──。

'10年の7月16日、学校法人『常葉学園』(静岡市葵区瀬名)が経営する系列校に勤務する市谷勝弘さん(仮名)のもとを訪ねた初老の男性は、暴力団幹部や警察幹部などとの"コネ"をことさら強調した。

男性は、その年の春に常葉学園法人本部の総務課に入ったばかりの<静岡県警>OBで、危機管理を担当する小野田勝課長補佐。市谷さんが、学内のパワーハラスメントなどの不正を監督官庁や捜査機関に告発しようとしていたさなかの訪問だった。

それまでに市谷さんは学内のハラスメント委員会に、不正についての対応を求めるメールを送ったり、掲示板にパワーハラスメント防止啓発ポスターを貼るなどの活動をしていた。これについて小野田課長補佐は、メールを受けたハラスメント委員が精神疾患にかかったとして「傷害罪になる。被害届もいらないから、待ったなしだ」と指摘。ポスターについては、静岡県警の<ふれあい相談室>の電話番号が刷り込まれていたことを理由に、「詐称でもって、標章の盗用にもなる」と言いがかりをつけた。

その翌日にも<静岡労働基準監督署>で、小野田課長補佐は同署員をまじえた席で市谷さんらに対し、冒頭の"コネ自慢"に加えて「常葉内部の問題が警察にいけば、事が大きくなって取り返しがつかなくなる」などと発言。これらの会話を市谷さんは録音していた。音声を変えて、その音声データを編集したものが、この動画だ。

<静岡労働基準監督署>でのやり取りから数日後、市谷さんは小野田課長補佐に勤務中の教室から呼び出され、「俺はお前をやるぞ」とドスを効かされたという。

これらの小野田課長補佐の威嚇行為によって、現職警察官を使った嫌がらせの逮捕やもみ消し、暴力団員からの危害などをおそれて、市谷さんは内部告発を断念せざるを得なくなったのだ。

小野田課長補佐は、常葉学園が経営する別の系列校『常葉菊川高校』の硬式野球部内で'10年から'11年にかけてあった<集団いじめ暴行>の問題でも、虚偽の報告をするなどして証拠隠滅をしたとして、被害少年の保護者から静岡地検に告訴されるなどしている。

【関連記事】<常葉学園>常葉菊川高校野球部員「暴行イジメ訴訟」で被告側「イジメはなかった」と主張 2012/07/10

【関連記事】「暴力団排除」の推進がふとらせる“用心棒稼業”の元警察官と“悪徳”弁護士のフトコロ 2011/09/05

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